オラの村はオラ達の手で
10月23日に発生した新潟中越地震では震度7の川口町、震度六強の小千谷市など周辺の町村は道路がズタズタに寸断され、今もなお孤立している村は多い。その被害状況をテレビで見るにつけ、自然の脅威をまざまざと感じる。被災者の皆様が一日も早く元の生活に戻れますようお祈り申し上げます。
地震といえば津波も怖い。和歌山では先の台風22号、23号でこれまた海岸線の道路が寸断され、2トンのテトラポッドが道路に打ち上げられている状況は、想像を絶するありさまである。
あるベーカリーのオーナーは、阪神淡路大震災の時は何も出来ず100万円の義援金を贈るにとどまったが、もし自分達の地域に地震が起きたら自分達でできることをしなくてはならないと、台風や津波対策(食糧の救援活動)のシュミレーションを描いている。「私の町は、人口8000人で海沿いに住む人は約 2000人、まず海沿いの人たちの食糧確保が先決だ。目安は一週間分のパン。90g程のコッペパンを6万本焼くには、100袋の小麦粉とそれに見合った砂糖、油脂、イーストを常時在庫としてストックしておかなければならない。もちろんオーブンで焼くから自家発電機も必要。ホイロも照明もこれがなければ動かない」。
先日このベーカリーでは、本社内に災害対策チームを発足させた。「オラの村はオラ達の手で」地元の災害時の食糧や物資は地元で調達できればこれほど心強い事はない。道路が寸断されたら、救援物資が届かないなど生命線が脅かされる。このような取組みが全国の市町村の加工食品メーカーに広まれば素晴らしいと思う。
地震といえば津波も怖い。和歌山では先の台風22号、23号でこれまた海岸線の道路が寸断され、2トンのテトラポッドが道路に打ち上げられている状況は、想像を絶するありさまである。
あるベーカリーのオーナーは、阪神淡路大震災の時は何も出来ず100万円の義援金を贈るにとどまったが、もし自分達の地域に地震が起きたら自分達でできることをしなくてはならないと、台風や津波対策(食糧の救援活動)のシュミレーションを描いている。「私の町は、人口8000人で海沿いに住む人は約 2000人、まず海沿いの人たちの食糧確保が先決だ。目安は一週間分のパン。90g程のコッペパンを6万本焼くには、100袋の小麦粉とそれに見合った砂糖、油脂、イーストを常時在庫としてストックしておかなければならない。もちろんオーブンで焼くから自家発電機も必要。ホイロも照明もこれがなければ動かない」。
先日このベーカリーでは、本社内に災害対策チームを発足させた。「オラの村はオラ達の手で」地元の災害時の食糧や物資は地元で調達できればこれほど心強い事はない。道路が寸断されたら、救援物資が届かないなど生命線が脅かされる。このような取組みが全国の市町村の加工食品メーカーに広まれば素晴らしいと思う。