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コラム 三寒四温

弊社の週刊紙「速報・製パン情報」から、好評の三寒四温をご紹介。
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懇親ゴルフ会

 4月19日、関東の名門ゴルフコース相模原カンツリー倶楽部にて、弊社主催の「第10回 日本パン菓子新聞 親善ゴルフ会」が開催された。10年前の第1回大会以来のメモリアルとなる今回はクラブメンバーでもある新日本機械工業の増田文治社長にお手配いただいた。
 当日は好天に恵まれ、第10回となる記念大会にゲストとして特別参加していただいた往年のスタープレイヤー河野高明プロもご一緒にプレイしていただき、華を添えた。新ペリエ方式による優勝は、中沢フーズの中澤康浩社長でアウト43、イン42でグロス85、HDCP 11.1のネット73.9の堂々たるスコアだった。ベストグロスは大利根CCのクラチャンでもある東山堂ベーカリーの原田武秀氏でアウト41、イン41、グロス82のスコアには不満顔も。来年には日本プロオープンが開催されるため、距離が長くなり、また、左右の木々の枝ぶりも大きく育ち、少し曲げるだけでデッドにグリーンを狙えなくなるなど、いささかコースアンジュレーションに悩まされたのかもしれない。
 プレイ後は練習場にて河野プロのワンポイントレッスンも行われ、参加者は「プレイ前にレッスンをつけてもらえばもっと良いスコアがでたな」などと贅沢な意見も。パーティーの席上ではマスターズ5年連続出場時の秘話など、楽しく拝聴させていただいた。
 来年は弊社創立60周年記念コンペとなり、フジサンケイクラシックで先週盛り上がった「川奈ゴルフ・富士コース」を予定している。

イースター

 4月16日の日曜日は、クリスチャンにとって最も重要な祝いの日であるイースター(復活祭)だった。その昔、イスラエルの民族が神の恵みによって奴隷の国エジプトから逃れた喜びと感謝を表すお祭りで、建国祭のような意味をもったユダヤ最大の「過ぎ越し」の祭りの時にキリストは十字架につけられた。キリストは3日後に甦り、この記念日がイースターとされている。この日が日曜日だったので、今では春分の日の後の最初の満月の次の日曜日がイースターの日と定められている。
 当日は東京の三鷹にある池の上キリスト教会には150人以上の信者が集まり、キリストの復活を大人も子供も一緒になって祝ったが、楽しみは色の付いた紙で包まれた茹で卵「イースターエッグ」のお土産だ。卵は昔から大きな力が存在すると信じられていて、しかもヒナが卵から産まれることを、イエスが墓から出て復活したことに結びつけられ、装飾された卵がイースターの日に振る舞われるようになった。私も家内と共に持ち帰り、夕食にはエッグサンドにしていただいた。

大使夫人の手作りパン

 在日ベルギー王国大使夫人のジョゼフィーヌ・ブランデルスさんとは、たびたび大使公邸にて開催されるパーティに招かれて親しくさせて頂いているが、図々しくも日本パン菓子新聞の企画「大使夫人の手料理と手作りパン」の取材をお願いしたところ、快諾をいただき先月の30日に記者2名を引き連れ取材に行ってきた。 麹町のど真中にある大使公邸の玄関脇に咲く桜の大木は満開で、桜に見とれているとジョゼフィーヌさんが出迎えてくれた。春の花が咲き乱れる庭園で、いささか緊張気味の記者2人を大使夫人は世間話しなどでリラックスさせてくれ、いざ厨房へ。
 厨房には大使館の総料理長アリ・レピスト氏が準備を整えて我々を歓迎してくれた。さっそくエプロンを着けて手際良く料理を作り始める夫人は「これからが旬となるこのホワイトアスパラなんだけれど、今日はあなた達のためにこんなに立派なのを用意したのよ」と上手に皮を剥き始め「3本たばね、糸で蝶結びするとホラ、茹で上がったときにとりあげ易いでしょ」とフォークで上げて見せてくれたり、「今日は間違って薄力粉しか無いけど、ベストのパンを作るわ」と捏ね上げから焼成までなんと90分でプチブレッドを作ってしまった。しかもそのパンが料理の味を邪魔しない絶妙な塩加減で私は6つもたいらげてしまった程だ。
 この時の料理のメニューとレシピは弊社ホームページの山本雅子記者のブログに紹介されているので参考にしてほしい。この企画は大使夫人のご紹介により次々と「友達の輪」を広げて、図々しくも企画を続けていきたいと考えている。多分次はルクセンブルグになる予定だ。

地産地消

 白石食品工業(岩手県盛岡市/白石茂社長)では「地産地消」の新製品を3 月14日より販売して話題を呼んでいる。岩手の食材と岩手山をシンボルに使ったこの企画は、地域に根ざした商品開発を推進しているシライシパンと地域農家の活性化を推進している県との意向が一致して実現した企画だ。
 岩手県北部で生産が増加している山ぶどうをジャムにしてマーガリンと合わせて三角サンドウィッチにした「山ぶどうジャム&マーガリン」とソフトなリング状のパンに山ぶどうジャムとホイップクリームを絞った「山ぶどうジャム&ホイップ」は驚くほど山ぶどうジャムとパンの食感がマッチする一級品に仕上っている。県産のりんごを使った「りんごデニッシュ」は生地にカスタード風ペーストとりんごをのせて焼き上げた一品、仕上げにゼリーとシュガーをトッピングしたこのパンはホールセールの袋入りパンの味を超えたデザートパンだ。県産豚肉100%を使用した粗引きウインナーを中央に、左右にタマゴサラダとコーンマヨネーズをのせて焼き上げた惣菜パン「ウインナー&コーンエッグ」は3つの味が楽しめる楽しいパンだ。いずれもD3で、県内コンビニやスーパーを中心に県外でも扱うとのこと。時代にマッチした地産地消のこの新製品が、日本全国に広がってくれたらありがたい。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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