新年を迎えて
新年あけましておめでとうございます。2007年は弊社創業60周年の年であります。振り返りますと、私の父菅田松司が昭和22年に創業して以来、週刊、旬刊、隔日刊などを発行、サイズもブランケット判、タブロイド判、今日のB5判のスタイルによる月刊紙などの変遷を経ながら60年を歩んでまいりました。現在の『速報製パン情報』は、ニュースのダイジェスト版として昭和40年に週刊紙として業界のホットなニュースを提供、同時期に『月刊・日本パン菓子新聞』もスタートし、今に至っております。
平成5年に菅田松司が他界してからは不詳私が会社を引き継ぎ、平成9年には創業者の夢であった創立50周年を業界の皆様のご支援により帝国ホテルにて執り行わせていただいたのは、つい昨日のことのようです。
さて2007年は、食糧法改定により新たな麦政策がスタートすることとなりました。4月から9月期の輸入麦の政府売渡価格は、食パン用の小麦(JCW、 DNS)は据え置きではありますが、主要5銘柄については加重平均価格で平均1・3%の引き上げになります。また、油脂・砂糖に関しては代替エネルギーへの転換などによる価格の高騰や物流費増による収益の圧迫など予断を許さない状況にあるというのが、今年の製パン業界ではないでしょうか。こうした状況から 2007年は、パンの値上げなくしては業界の発展は見込めない深刻な、しかし反面ではチャンスの年であるかもしれません。業界全体で知恵をしぼり、良い製品を供給し続ければ消費者も納得するのではないでしょうか。
6月15日に麻布の東京アメリカンクラブにて弊社創業60周年記念式典を企画しております。「パン食をもっと楽しく身近に」をテーマに、最新のサンドウィッチの提案を交えトレンドなパーティにするべく社員一同励んでおります。
本年も引き続き、ご指導、ご鞭撻いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
平成5年に菅田松司が他界してからは不詳私が会社を引き継ぎ、平成9年には創業者の夢であった創立50周年を業界の皆様のご支援により帝国ホテルにて執り行わせていただいたのは、つい昨日のことのようです。
さて2007年は、食糧法改定により新たな麦政策がスタートすることとなりました。4月から9月期の輸入麦の政府売渡価格は、食パン用の小麦(JCW、 DNS)は据え置きではありますが、主要5銘柄については加重平均価格で平均1・3%の引き上げになります。また、油脂・砂糖に関しては代替エネルギーへの転換などによる価格の高騰や物流費増による収益の圧迫など予断を許さない状況にあるというのが、今年の製パン業界ではないでしょうか。こうした状況から 2007年は、パンの値上げなくしては業界の発展は見込めない深刻な、しかし反面ではチャンスの年であるかもしれません。業界全体で知恵をしぼり、良い製品を供給し続ければ消費者も納得するのではないでしょうか。
6月15日に麻布の東京アメリカンクラブにて弊社創業60周年記念式典を企画しております。「パン食をもっと楽しく身近に」をテーマに、最新のサンドウィッチの提案を交えトレンドなパーティにするべく社員一同励んでおります。
本年も引き続き、ご指導、ご鞭撻いただきますよう宜しくお願い申し上げます。