どんがら汁
冬の鍋は、クエもフグもブリも良いけれど、ひとつ忘れているものがありませんか? そうそう、山形は庄内の"どんがら汁"。寒鱈(タラ)の鍋です。
頭から内臓まで、あますところなく食べ尽せる真鱈のオスが最高ですね。特に肝は絶品で、すりつぶして昆布ダシをはった鍋に溶かす。そこへ白子のぶつ切りをドカンと入れる。
野菜はネギだけで充分。大きめの器にぶつ切りにした身とスープ、そして白子に岩海苔をのせて、いただいて下さい。酒は2級の一升瓶を茶碗で飲るのが正解。なにはともあれ、寒鱈の鍋は豪快に行きましょう。丸々太った鱈をたくさん食べるから、「タラフク食った」とはよく言ったもので、翌日の朝食には、味噌を溶いてみそ汁にすると、又、コクが引き立つことこの上なしの極上の仕上がりです。もちろんシャリはこだわって庄内米と洒落てみませんか。おとなりの秋田の「いぶりがっこ」の厚切りも添えると申し分ありませんな。
頭から内臓まで、あますところなく食べ尽せる真鱈のオスが最高ですね。特に肝は絶品で、すりつぶして昆布ダシをはった鍋に溶かす。そこへ白子のぶつ切りをドカンと入れる。
野菜はネギだけで充分。大きめの器にぶつ切りにした身とスープ、そして白子に岩海苔をのせて、いただいて下さい。酒は2級の一升瓶を茶碗で飲るのが正解。なにはともあれ、寒鱈の鍋は豪快に行きましょう。丸々太った鱈をたくさん食べるから、「タラフク食った」とはよく言ったもので、翌日の朝食には、味噌を溶いてみそ汁にすると、又、コクが引き立つことこの上なしの極上の仕上がりです。もちろんシャリはこだわって庄内米と洒落てみませんか。おとなりの秋田の「いぶりがっこ」の厚切りも添えると申し分ありませんな。