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コラム 三寒四温

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飛躍と幸いの年

 池ノ上キリスト教会の元旦礼拝前のひととき、私は昨年を振り返って、今年一年の計を立てようと思い、聖書を開いたところ、なんと、その一節が光り輝いて目に飛び込んできました。
  「だから、明日のための心配は無用です。明日のことは明日が心配します。労苦はその日その日に十分あります」(聖書、マタイの福音書6章より)。私はこの、みことばを何度も一人で暗唱しました。今までの自分は、今日の事もろくに何も出来ないでいるのに明日や、次の目標のことばかりが気になっていた自分が情けなくなる思いでありました。
  2009年は私にとって、試練と困難の一年でありました。また、今年も毎日が試練と困難の年か、と思うとまいっていたのは事実です。でも今年の元旦に私はこのみことばをいただいて、ふと考え方の方向転換を与えられました。
  私の大好きなゴルフは1ラウンド18ホールがひとつのサイクルですが、これを一年365日のサイクルに当てはめてみたのです。OBやダフリ、天ぷら、チョロに池ポチャ、苦手のバンカーに入ったらお手上げです。しかし、諦めることなく、前に進めば18ホールのラウンドは終了します。1ラウンドの中にどれだけのドラマと試練、困難があるのでしょうか。1年365日、仕事と私生活をゴルフに当てはめると人生そのものが見えてくるようです。昨年の一年を思ったように送れなかったから、誰でも今年こそはと思いを新たにするものです。しかし、だれもが幸せを願い望み、そのような一年でありたいと思っていても、一年365日、何が起こるか分かりません。ゴルフをやられる方も、やられない方も、皆思いは同じではないでしょうか。元旦礼拝の帰路、小春日和の武蔵野の桜並木は葉を全て落として必死に冬を耐え、春を待っていました。この桜達も決して明日の心配などしていないことでしょう。その日々の寒さをしのげば、やがてたわわな花を咲かせて私たちを和ませてくれます。
  明日の心配は明日にしてもらいましょう。まずはその日に行うべきことに目をとめ、足元を見つめ、主にあって、しっかりとした足取りと信念をもって前進すれば労苦も困難もはね飛ばして行くのではないでしょうか。日々ある労苦をバネに2010年を飛躍と幸いの年にしてみませんか。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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