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コラム 三寒四温

弊社の週刊紙「速報・製パン情報」から、好評の三寒四温をご紹介。
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スルーでゴルフ

 弊社主催のゴルフコンペが4月21日水曜日に程ヶ谷カントリー倶楽部にて開催されました。当日の天気予報は1週間前から曇り、曇り一時雨、雨と毎日の予報がコロコロ変わる気象庁泣かせの前線配置となりまして主催者である私は、ただただ冷静に見守るのみ。といったら嘘になりますが、「雨だけは降らないで」と祈り求めていました。
  4月21日当日の朝、夜半までの降りしきる雨が止みナント!太陽が顔を現したではありませんか!朝7時の程ヶ谷CCの駐車場には早くも20人程の参加者が集まり、話題は天候の話に集中しています。「僕は晴れ男なんだ」と、あちらこちらで〝晴れ男自慢〟が聞かれます。なんと、この日の気温は26・5度の夏日となりました。受付も一段落した7時30分、全参加者が揃って「さぁ、集合写真を撮りますよ」といったタイミングに「菅田さん、申し訳ない。欠席させてください」と矢野哲朗参議院議員が駆け寄って来ました。欠席の連絡だったら電話で済むのに「何かあるな」と「いよいよ新党結成ですね」と返すと「今夜のニュースを見て下さい」と矢野さん。参加者リストに書かれた〝自由民主党〟の肩書きは、まさに今日が最後となりました。
  今回のコンペも異業種交流で色々な分野の方をお招きして、感性を磨いて頂こうと矢野議員を始め、モロッコ王国のアルール特命全権大使閣下ご夫妻、ミクロネシア連邦のフリッツ特命全権大使閣下、相撲協会から立浪部屋、立浪親方と弟子の幕内力士猛虎浪関と多彩な顔触れが混じって参加者と交流を深めました。しかも飛びっきりの晴れの夏日の懇親ゴルフ会はスルーで行われ、2時30分にはパーティも終了して、会社にご家庭に各自散会されました。やはりゴルフはスルーが一番ですね。この〝スルー〟をご提案して頂いたリョーユーパングループの北村俊策社長は毎回ご参加いただいておりましたが、社用のため連続出場が途切れてしまいとても残念です。〝アニキ〟と業界人から慕われている北村社長と世界記録の連続フルイニング出場記録が途切れた阪神タイガースの金本選手をダブらせてしまいました。来年もまた、程ヶ谷カントリーにて、スルーにて開催しますので皆様のご参加をお待ちしております。

私的寸評

 荒川祐二さんをご存知ですか。昨年末に彼の本が出版されました。巻末には〝半ケツ・ゴミ袋〟と書かれたプラスチックバッグが折り畳んで付録となっています。そうです。〝一緒に掃除してくれる人募集〟と書かれた段ボールを背中に、3年程前にたった1人で新宿駅東口で掃除のボランティアを始めたのが荒川祐二さんです。「自分を変えたい」という思いから始めた早朝の掃除は2人、3人と増え、翌年の5月3日のゴミの日には「全国同時多発エコ」というイベントを開催して、新宿駅東口に88人、全国で30カ所、総勢444人もの人が参加して5トン以上のゴミを拾ったそうです。そして「半ケツとゴミ拾い」という本を出版されました。
  荒川さんは著書の中で「僕の人生は変わった」と書いています。それは全国各地の学校や会社からの講演依頼や、数々のテレビ出演で〝人生が変わった〟と言っているのでしょうか。そうではないようです。「掃除を通して、人に、物に、日常の些細な出来事に、そして全ての中に存在する幸せを見つけることが上手くなった」と彼は言います。
  私は最初にこの本を読んだ時、彼は〝偽善者〟だと思いました。キリスト教では「善行は隠れて行いなさい」と聖書に書かれていますが、彼の本では「誰かが見てくれている。だからするのだ。見られているから頑張れる。だから、簡単には諦められないんだ」これが彼のバイブルなのかも知れません。見られているから段ボールを背中に背負って派手な〝ゴミ拾い〟、しかも新宿駅前での、このパフォーマンスは、マスコミにも取り上げられ、学校や会社からの講演依頼が殺到しました。
  最後に、彼は記します。
  自らの思いから始まり、
  自らの行動により進展していく壮大な1本のドラマ、
  ストーリーを描く脚本家はあなた。
  一つひとつの選択の決定をする監督はあなた。
  実際にドラマを演じる主演はあなた。
  人生は自分の手で作る壮大な1本のドラマ。
  今は早朝の新宿駅東口には彼はいません。やめ時も脚本のひとつだったのかな。と、うがった見方もできますが、まぁ、世の中、色んな人がいる。ということです。楽しく読ませていただきました。

一念発起

 最近、私は肉体改造に目覚めまして、1月の中旬より週4回程アスレチッククラブに通っております。なにせ165㎝、90㎏の身体ではもはや〝走る〟というエクササイズは不可能となり、掴まり棒では3秒が限界、地下鉄の階段では上りは〝ゼイゼイ〟下りは一段一段、手すりが必要です。という訳で一念発起してスポーツジムに入会、一日の運動メニューはテレビを見ながらの自転車漕ぎ30分、消費カロリーはジャスト200キロカロリー、距離にして約10㎞です。ペダルを漕ぎ出して7~8分位からタマの汗が顔から滴り始め、首にかけたタオルは終了する頃には絞れる程となります。そして、腹筋20回を有酸素法で行います。その後、一通りのストレッチを10分程してたっぷり汗を出して、すぐにサウナ風呂へ水着を着用して10分、またまた面白い様に発汗します。続いて、プールサイドでストレッチ10分程、サウナ後なので汗が噴き出ます。最後はプールでウォーキング30分、大体1500m位、大またで歩いたのち100mの平泳ぎでフィニッシュです。シャワーを終えると2時間のコースで約500キロカロリーを消費して、現在の体重は84・2㎏。毎日の飲食は何も制限しないで普通に生活して2カ月で5・8㎏の減量に成功しました。夢の70㎏台まで、あと少しです。
  「顔がしまってきたわね、何か魂胆があるんじゃないのー」と家内に冷かされます。口には出しませんが、少しは魂胆があるので「70歳まで仕事するには体力が一番!」なんて格好つけたりしてごまかしています。
  昨夜、訪札の時は札幌キムラヤの大黒常務とよく一緒に食べに行った韓国料理の〝コサリ〟という店が「東京の東麻布にもありますよ」と教えられて、家内と久々にモツ焼きとフローズン・マッコリを頂いてきました。札幌も東京もコサリのモツ焼きは日本で一番の味!そして新鮮な珍しい部位が食べられるとあって、大黒常務のお姉様、大黒摩季さんは有名な歌手ですが、彼女もよくこの店へお見えになるとか。そして韓流スターも来日の際には必ず寄るお店として有名らしいのです。
  モツ焼きはカロリー豊富ですが、翌朝の体重は反対に500g減でした。健康な体力づくりに励んで仕事に、家庭に生かしたいと遅咲きながらこの歳になって学ばされた私です。

最後の楽園

 「ミクロネシア連邦」をご存知ですか? 美しい珊瑚礁が広がる太平洋のミクロネシア地域に位置する。……と言ってもグアムから小型飛行機で90分で行けて、日本との時差は僅か1時間、と説明したほうが分かりやすいですね。太平洋の最後の楽園!と言っても過言ではない〝パラダイス〟諸島です。特に、インターネットで見てください。〝ジープ島〟は、まさに天国に一番近い理想郷……他にも美しい島々がミクロネシアの海には、まるで神様が宝石を散りばめてつくられたかの様に点在しています。
  首都のポンペイに来年の4月に3,000m級の滑走路が完成します。先週ホテルオークラの「山里」で会食をしている時に、駐日ミクロネシア連邦のジョン・フリッツ特命全権大使は天ぷらの箸を置き、私の目を直視して言い切ります。「菅田さん、一番機は日本の航空会社にしたいですね」。それはそれで嬉しいのですが、この楽園に世界各地から直行便の就航となると、しかも日本からだと4時間余りの近さとなります。心配だなぁ、こんな素晴らしい島を他のリゾートと一緒にしたくない!でも仕方ありませんね。ミクロネシア連邦は観光立国として世界の国々から観光客を誘致して、なおかつ、環境も壊さず経済成長を遂げるという今までの漁業、農業にプラス観光の3本柱で自立経済を目指すという国策の第一歩が大型ジェット機が離発着できる新空港の開港であります。
  「日本の美味しいパンをポンペイで作りたいですね」と大使。「各国から乗り入れるジェット機の機内食用の工場をポンペイで立ち上げたい」とも仰っていました。そのためにも日本料理を含めて製パンの技術者を養成しなくてはなりません。この大使の熱い想いを受け入れてくれるベーカリーがありましたら、私までご連絡頂ければ幸いです。ミクロネシアには南国のフルーツや野菜、そしてなんと言っても新鮮な魚介類がたくさん獲れます。ポンペイの〝胡椒〟は世界一、美味しいのを知っていましたか? そんな食材をアレンジしてミクロネシア発の美味しいパンを創作してみましょう。そして、共に一番機に乗り込みませんか。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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