フィリー・チーズ・ステーキ・ホットサブ
アメリカに行ったらぜひ食していただきたいサンドウィッチがあります。「フィリー・ステーキ・チーズ・サンドウィッチ」です。フィリーとは、ペンシルバニア州のフィラデルフィア市の通称だそうです。なんでも、1930年代にイタリア系の移民がホットドッグを道端で売っていたのですが、ある時、ホットドッグに飽きた客に「他に何かできないの」と言われて、薄切りにした牛肉をグリドルで炒めてチーズをのせてイタリヤのパンでサンドウィッチにしたら、すこぶる好評で、あっという間にフィラデルフィアから全米に広がったそうです。薄くスライスされた赤身の牛肉をグリドルで野菜と一緒に味付けして長いドッグパン(日本のサブウェイのパンを想像してください)に挟んでスライスチーズをのせればでき上がりです。まるでバファロー・チキンウィングみたいな話ですね。この手のジャンクフードの歴史はアメリカには数限りなくあります。
今回、私はニューオリンズの空港で「LENNY'S」の〝フィリー・チーズ・ステーキ・ホットサブ〟を購入して研修団のメンバーと試食しました。「おや、プルコギじゃないの!この肉の味」「本当だ!肉にチーズが絡んで意外といけるね」「パンがヒドイね、グジャグジャだー」それぞれが批評を言いながらも長いサブのステーキサンドは試食した全員の手と口がベトベト状態で、あっという間に完食です。そして、もうひとつ注文したのが「グリルド・フットロング・ホットドッグ」。なんと、サブの中にはハーフパウンドのソーセージがズバッと半分に切られてマスタードとケチャップに味付けされたピクルスと玉ねぎのみじんが、〝これでもかー〟と挟んであり、サブのフタができません。どうせ汚れた手ですから、指でソーセージとパンを引きちぎって有志で試食、「超アメリカサイズ!ですねー」「いやぁー、コレで4ドル?」「日本にも進出してくれー!」パンの味はさておき、ソーセージに全員思わず拍手喝采です。次号はディナーステーキ。
今回、私はニューオリンズの空港で「LENNY'S」の〝フィリー・チーズ・ステーキ・ホットサブ〟を購入して研修団のメンバーと試食しました。「おや、プルコギじゃないの!この肉の味」「本当だ!肉にチーズが絡んで意外といけるね」「パンがヒドイね、グジャグジャだー」それぞれが批評を言いながらも長いサブのステーキサンドは試食した全員の手と口がベトベト状態で、あっという間に完食です。そして、もうひとつ注文したのが「グリルド・フットロング・ホットドッグ」。なんと、サブの中にはハーフパウンドのソーセージがズバッと半分に切られてマスタードとケチャップに味付けされたピクルスと玉ねぎのみじんが、〝これでもかー〟と挟んであり、サブのフタができません。どうせ汚れた手ですから、指でソーセージとパンを引きちぎって有志で試食、「超アメリカサイズ!ですねー」「いやぁー、コレで4ドル?」「日本にも進出してくれー!」パンの味はさておき、ソーセージに全員思わず拍手喝采です。次号はディナーステーキ。