おいしくてリーズナブルなハワイのおすすめ店、ベスト1はハレクラニホテル隣のアウトリガー・ワイキキホテル1F、ビーチに面した〝バード・ショア〟レストランです。自分の好みのステーキの部位と重量をオーダーして、例えばリブアイ400gとかオーダーするとその生肉だけがテーブルにやって来ます。それを大きなBBQコンロまでもって行き、自分で味付けして焼くスタイル。大きなコンロの周りで肉を焼く人たちはさすがハワイですね。いろいろな国の言葉が飛び交っています。となり同士なら、すぐに友達になっちゃいます。かなりの種類豊富なサラダバーで好きなだけ別皿に盛ったら、オーシャン・フロントのテーブルで夕焼けを眺めながらのジョッキビール。まるで〝天国〟のようですよ。ハワイ・ノカ・オイ!(ハワイは最高!)
家族でハワイに行かれるなら、ビーチBBQ(バーベキュー)をおすすめします。旅行者でも手軽にできるの、知ってましたか? まずレンタカーで、アラモアナショッピングセンター裏の、日本でもおなじみの「ドン・キホーテ」へ出かけましょう。骨つきカルビと大きめのタッパーと使い捨てのBBQコンロ(チャコール付きで10ドルくらい)を1つ、生カキも殻付きで購入するとBBQがよりおいしく、楽しくなりますよ。次にドン・キホーテの道をはさんだ横にある韓国食材店「PARAMA・スーパーマーケット」へ出かけて、カルビのタレ、そして本場のキムチとキンパも忘れずに買い求めましょう。水と氷も忘れずに。これで準備完了。アラモアナ・ビーチパークに駐車して左手奥にあるマジックアイランドの大木の下に陣取って、タッパーに漬け込んだカルビをコンロでカキと一緒に、さあBBQのスタートです。でも、ビールはダメですよ。ハワイのビーチパークではどこでもアルコール類は禁止です。念のため。
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そして、ハワイアン・ブレックファーストのベスト1は、レインボードライブインのミックスプレートがダントツでしょう。ワンプレートに、ライスが2スクープ、マカロニ1スクープ、チキンカツ2枚、マヒマヒフライ1枚にタルタルソース付き、そしてその上に、照り焼きビーフが2枚のって7ドル99セント! フルーツパンチの特大1ℓも一緒にテイクアウトしたら、レンタカーでホノルルマラソンのゴールとなる、カピオラニパークのバオバブの木の下に設置されているピクニックテーブルで、木漏れ日の朝日を浴びながらの朝食は格別です。いつの間にか、レッド・カージナルを始めさまざまな野鳥がライスをねだりにまとわりつきます。本当、窮鳥懐に入れば…の例え通りに可愛いものですね。
もうすぐ、蒸し暑い日本の夏休みがやってきます。ハワイへ出かけられる方も結構多いのでは、という訳で私が選んだおいしくてリーズナブルなお店を番外編で3店舗ご紹介しましょう。1店目は「NOBU WAIKIKI」。ハレクラニホテルの裏手、姉妹ホテルのワイキキパークホテルの1階にあります。必ず予約してから行ってください。セレブなイメージがありますが、意外とローカルの若いお客でいつも満席です。運良くカウンターが予約できたらラッキーですね。小野店長の会話と包丁さばき、そして絶品の握り寿司を堪能してください。飲み物がローカルビールかお茶ならUS100ドルもあれば十分にお腹いっぱいになるでしょう。2店目は冷麺がおいしいコリアンレストラン〝ユッチャン〟です。1996年にソウルの冷麺チェーン店がハワイ進出を果たした1号店は、アラモアナショッピングセンター入口から山側にまっすぐ伸びるケアモクストリートを5分程歩いたら右側に見えてきます。リカーライセンスがない店なのでビールを買って持ち込みしましょう。私のオーダーはまずマンズー(蒸し餃子)と、BBQカルビ、そして冷麺です。量が多いので2人でシェアしてください。葛入りのモチモチした麺の上には白キムチ、きゅうりの千切り、チャーシュー、キムチ、ゆで玉子、そして秘伝のスープは少しシャーベット状です。店員が目の前で料理バサミで麺をタテにヨコに食べ易いようカットしてくれます。あまりのおいしさにいつしかスープも全部飲み干して完食。最近2号店もできたそうで、人気ぶりが伺えますね。
そして1位は… (再び次号へ続く)
ハワイアン朝食が昨今ブームになっているみたいです。ハワイの人気店が日本に上陸して行列が出来ると、次々と同じような店が現れますね。まるで、外食産業という竹林にヒット商品という雨が降り注げば、ニョキニョキと乱立する竹の子のように類似した店が、ところ構わず出店されます。最近ではオムレツやパンケーキ、フレンチトーストなど、ハワイスタイルの量もガッツリ系で超山盛りが主流です。以前にはフローズンヨーグルトやシナモンロールの店がありましたが今ではどこにあるのでしょうか。流行り、廃りは〝アッ〟という間です。私は以前〝シナボン〟のシナモンブレッドが大好きで、ハワイに行くとカハラモール店のテラス席で手と口をベトベトにしながら、気分的にダイエットペプシを飲むのが日課となっていた次第です。日課といえば、ハワイに行けば必ず食べる朝食ベスト3を三寒四温的にお教えしましょう。
まず3番目はマクドナルドの〝ポチギス・プレート〟でしょう。最近ではバージョンアップしてスパムも入ったミックスプレートが登場しました。日本の〝松屋〟で、牛丼も食べたいけどカレーも食べたい、という人向けの牛カレー的発想なのかどうかは別にしまして、なんともうれしい、このミックスプレートの中身はスパムとポチギスソーセージと一緒に、ご飯とスクランブルエッグがワンプレートで入っております。ご飯に醤油をたっぷりかけて食べるハワイアンブレックファーストは結構いけます。ベスト2は、カポレイゴルフクラブで午前中で売り切れる、スパムむすび。ここのは絶品です。ご飯とご飯の間に千切りの黄色いたくあんがサンドされて、上にウスターソース味のスパムが寿司の貝のようにのって太目の海苔で巻いてあります。ワイキキや街中のABCストアのレジ脇の保温庫に入っているスパムむすびはいただけたものではありませんが、結構ゴルフ場で売っているのはどこでもそこそこおいしくいただけるもので、中でもカポレイのは最高です。
そしてベスト1は…
(以下、次号に続く)
昭和25年5月、資本金60万円、工場敷地60坪、従業員数は18名にて、今日のリョーユーパングループの礎となる唐津糧友製パン㈱は創業者である北村政男氏によって唐津市大石町に設立された。その30年後、旗艦工場となる福岡新工場のお披露目の席で北村政男氏は「糧友グループの願望であった福岡新工場の建設は、糧友グループの拠点であり、グループとしてまさに〝糧友元年〟というべき年であり、厳しい環境の中にあって新たな創意のもとに総合戦力を発揮してすべてを克服し、心を新たにして、糧友グループの発展を図りたい」と語っている。当時、グループの売上は400億円になっていた。
それから11年後、天皇・皇后両陛下が歴代天皇で初めて中国を訪問された年の1992年、リョーユーパングループ総帥・北村俊策社長の誕生である。北村社長は政男氏の意志を受け継いで、なおかつ自身のカリスマ性をも発揮して、食の安全・安心はもとより「More for the society」―もっと社会のために―を社是として掲げ、地域社会への貢献を大きな目標として企業活動を行っている。その結果が九州および中・四国の一部という狭い商圏にも関わらず、グループ企業の売上は今や600億円に届くまでに発展してきた。消費者の信頼を得て、かつ、政男氏の言葉である、新たな創意のもとに総合戦力を発揮した努力の積み重ねの成果であろう。
2012年6月、北村俊策社長のリョーユーパングループ社長就任20周年祝賀会が社員の総意によって開催され、300名を超える大勢の関係者が〝浄水倶楽部〟に集まった。北村俊策社長のお人柄を垣間見た気がする。