七夕
きっと家内が郵便局からもらってきたのでしょう。小さな赤いポストの風鈴がベランダの物干し台で“チリリン”と風に誘われ鳴いています。梅雨の合間のスッキリした穏やかな空には、夏を思わせる真っ白な雲がたなびいています。「アッそうだ、もうすぐ七夕だね」。洗濯物をたたんでいた家内が「今年はどんな願いをするの?」と尋ねます。「どうしようかな」と私。
そんなのんびりとした土曜日の午後は、2人してスポーツジムで汗を流してから晩酌の肴を買いに近所のスーパーに出かけます。枝豆、厚揚げ豆腐、本干したくあん、ひよこ豆の煮つけ、そしてビール。ビール?普通は家の冷蔵庫に冷えているのでは?と思われるあなた、我が家の冷蔵庫には最近売り出された“極ZERO”が鎮座しているのです。そうです、プリン体ゼロ!糖分ゼロ!の画期的な第3のビールです。しかし喉越しと味がいまいち残念でなりません、というわけで最初の1本はスーパードライ、次が“極ZERO”という塩梅なんです。このスーパードライも普通のビールの中では、プリン体が一番少ないとかで、飲むときに気が和らぎます。
買い物を済ませて出口に向かうと、ナント、笹竹に七夕の短冊がたくさんかかっていました。どれどれ、「おねしょがなおりますように」大丈夫だよ。「お小遣いが増えますように」きっと叶うよ。「パパの病気が早く治りますように」きっと良くなるよ。微笑ましい限りです。
笹竹の横には“ご自由にどうぞ”とカラフルな短冊がたくさん置かれていたので10枚ほど失敬して持ち帰りました。「よし!一丁願いを書くか」
「ロト・シックスが高額当選しますように」「参議院の比例区で出てくる飲み屋のオヤジが落選しますように」。“バカじゃないの”と家内が短冊をのぞき見て、「まあ、逆もあるかもね」と一言、現実はキビシイー。
そんなのんびりとした土曜日の午後は、2人してスポーツジムで汗を流してから晩酌の肴を買いに近所のスーパーに出かけます。枝豆、厚揚げ豆腐、本干したくあん、ひよこ豆の煮つけ、そしてビール。ビール?普通は家の冷蔵庫に冷えているのでは?と思われるあなた、我が家の冷蔵庫には最近売り出された“極ZERO”が鎮座しているのです。そうです、プリン体ゼロ!糖分ゼロ!の画期的な第3のビールです。しかし喉越しと味がいまいち残念でなりません、というわけで最初の1本はスーパードライ、次が“極ZERO”という塩梅なんです。このスーパードライも普通のビールの中では、プリン体が一番少ないとかで、飲むときに気が和らぎます。
買い物を済ませて出口に向かうと、ナント、笹竹に七夕の短冊がたくさんかかっていました。どれどれ、「おねしょがなおりますように」大丈夫だよ。「お小遣いが増えますように」きっと叶うよ。「パパの病気が早く治りますように」きっと良くなるよ。微笑ましい限りです。
笹竹の横には“ご自由にどうぞ”とカラフルな短冊がたくさん置かれていたので10枚ほど失敬して持ち帰りました。「よし!一丁願いを書くか」
「ロト・シックスが高額当選しますように」「参議院の比例区で出てくる飲み屋のオヤジが落選しますように」。“バカじゃないの”と家内が短冊をのぞき見て、「まあ、逆もあるかもね」と一言、現実はキビシイー。