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コラム 三寒四温

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パリ祭 2013

フランス革命記念日(パリ祭)記念祝賀レセプションが、さる7月14日、麻布のフランス大使公邸にて盛大に開催されました。
 夕方に突如襲ったゲリラ豪雨も式典の始まる18時には夕晴れが顔を見せ、暁星小学校聖歌隊による日本・フランス・ドイツの国家斉唱に続いて、クリスチャン・マセ駐日大使は「フランスとドイツは1963年1月22日に積年の敵意を克服してエリゼ条約を締結、以来、今年で50周年の節目を革命記念日に共に祝えるのはとても喜ばしい事です。また、6月にはフランソワ・オランド フランス共和国大統領が国賓として訪日、日仏パートナーシップに新たな活力を与えてくれました」と挨拶して、シャンパンの杯を上げて祝賀レセプションが始まりました。今回のレセプションも昨年同様、フランスの食材を使用した料理とフランスと関係の深いメゾン・カイザー、ポンパドウルのヴァン・ドゥ・リュドとビゴの3店がパンをサービス、スイーツは、ピエール・エルメとコルドンブルーの豪華な競演です。それぞれに違ったパンはゲストに大人気で、特にアフリカ系の駐日大使と夫人達は口を揃えて、そのおいしさに「この技術を我が国にも伝えて欲しい」と大絶賛していました。
 先日、ケニア共和国のオグトゥ駐日大使の公邸で、外務省、経済産業省、農水省の担当課長の方々と、(社)日本アフリカ開発協会の矢野会長、オブザーバーとして愛工舎の牛窪社長を交えて、アフリカにおける日本の製パン技術の導入方法について意見を交わしました。技術者を養成しても電力、機械のメンテナンス、粉をはじめとする諸原料の調達など難題は山積しており、険しい道を歩んでいかなければなりませんが、「アフリカで活躍しているJAICAの協力を得て、近い将来に食パンをはじめ日本スタイルのおいしいパンが現地の人達の手で地産地消され、子ども達の栄養摂取が容易になり、かつ雇用が生まれ、製パン関連の食品機械をはじめ、さまざまな貿易が活性化される日は近いですね」と同席していた国連大学、平和研究所のエマニュエル コーディネーターは目を輝かせていました。
カップヌードルの日清食品ではチキンラーメンの工場をケニアに建設して、今後はアフリカ全土にその販売網を巡らせる構想があるそうです。日本の製パンメーカーや団体にも賛同していただけたらと願っています。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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