パティシエのリエちゃん
「ハッピーライフ」の続きです。
なぜリエちゃんがモロッコに? 彼女はコルドンブルーで修業を積んだのちに東京の三軒茶屋で超繁盛店だった洋菓子店を閉店してまでILOLI(イロリ)のマスターに誘われて、カサブランカでパティシエをする事になったのです。
とにかく私が言いたいのは、170㎝ のスレンダーな超美人、なぜか独身というアラサーのパティシエが、わずか16人しか日本人が住んでいないカサブランカで唯一、日本人が経営する日本食レストランでパティシエをするその訳は……不思議でしょ? それはなぜ? 話は長ぁ~くなるので、皆さんモロッコへ行ってリエちゃんに直接聞いてください。リエちゃんが作る至高のデザートはもちろん、マスターの創作料理もお忘れなく。
モロッコ全土に滞在している日本人は、およそ百人ほどだそうです。その日の夜、駐モロッコ日本国特命全権大使の黒川恒男さんとアラブ、中東、そしてモロッコ事情をおいしいモロッコワインとILOLIの料理を堪能しながらたっぷりと勉強させていただきました。日本人は19時頃からの夕食が普通で21時過ぎからはモロッコ人タイム。という事で見事にフルで2回転していました。日本人がこんなに少なくて大丈夫なの? なんて失礼にも考えてしまった事は杞憂でしたね。
黒川大使は国際協力事業団(JAICA)出身だそうで、日本にお帰りになられたらそちらの勉強も手ほどきを受ける事をお約束して、モロッコタイムで満席になった頃合いを見計らって、怖れ多くも公用車にてホテルまで送り届けていただきました。JAICA、国連、ODAといった今まであまり関わりのなかった世界を勉強して、何か小さな1つの事でいいから、この歳からでも社会貢献とやらをやり遂げてみたいな。……なんて格好良過ぎますね。
さて、明日は早起きしなくては。
だってリエちゃんとの市場デートですから。 (つづく)
なぜリエちゃんがモロッコに? 彼女はコルドンブルーで修業を積んだのちに東京の三軒茶屋で超繁盛店だった洋菓子店を閉店してまでILOLI(イロリ)のマスターに誘われて、カサブランカでパティシエをする事になったのです。
とにかく私が言いたいのは、170㎝ のスレンダーな超美人、なぜか独身というアラサーのパティシエが、わずか16人しか日本人が住んでいないカサブランカで唯一、日本人が経営する日本食レストランでパティシエをするその訳は……不思議でしょ? それはなぜ? 話は長ぁ~くなるので、皆さんモロッコへ行ってリエちゃんに直接聞いてください。リエちゃんが作る至高のデザートはもちろん、マスターの創作料理もお忘れなく。
モロッコ全土に滞在している日本人は、およそ百人ほどだそうです。その日の夜、駐モロッコ日本国特命全権大使の黒川恒男さんとアラブ、中東、そしてモロッコ事情をおいしいモロッコワインとILOLIの料理を堪能しながらたっぷりと勉強させていただきました。日本人は19時頃からの夕食が普通で21時過ぎからはモロッコ人タイム。という事で見事にフルで2回転していました。日本人がこんなに少なくて大丈夫なの? なんて失礼にも考えてしまった事は杞憂でしたね。
黒川大使は国際協力事業団(JAICA)出身だそうで、日本にお帰りになられたらそちらの勉強も手ほどきを受ける事をお約束して、モロッコタイムで満席になった頃合いを見計らって、怖れ多くも公用車にてホテルまで送り届けていただきました。JAICA、国連、ODAといった今まであまり関わりのなかった世界を勉強して、何か小さな1つの事でいいから、この歳からでも社会貢献とやらをやり遂げてみたいな。……なんて格好良過ぎますね。
さて、明日は早起きしなくては。
だってリエちゃんとの市場デートですから。 (つづく)