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コラム 三寒四温

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リバーサイドホテル その2

マンダリン・オリエンタルホテル・バンコックの朝食は、雄大なるチャオプラヤ川を臨む特等席にてブッフェを楽しめます。

タイ料理はもちろんのこと、ベトナム・中華・日本の料理も用意されていて、さらにアメリカンブレックファストのコーナーもあるので、偏ることなく少しずつ、少しずつ楽しめます。眼前を行き来する船を眺めていると、ゆっくりとした“至福の時”が大河のごとく流れます。雨季となるこの時期、朝晩にはスコールがあるので、どんよりと重い湿気をともなう高気温は、日本の梅雨を思わせるジメジメとした暑さで汗が吹き出しますが、リバーサイドは爽快な開放感のおかげか、さほど不快ではありません。というか、世界一のホスピタリティあふれるホテルらしく、冷たい水をたっぷり含んだおしぼりをさりげなく提供してくれるあたりが嬉しいですね。顔全体に冷たいおしぼりをのせると「ああー!」と思わず声が出てしまいます。

この時期はタイならではのおいしいフルーツがラインナップします。マンゴスチン、ドリアン、ロンガン、マンゴー、パパイヤ、ランブータン……フルーツバーにはあらゆるフルーツがきれいにカービングされて並んでいます。タイの人は器用なんですよ。フルーツや石鹸などを美しくカービングして目を楽しませてくれます。

私の一番好きなフルーツは青マンゴーのスライスで、砂糖と唐辛子の“スペシャルミックス”を付けて食べるんです。この甘辛さ、パリッとした食感! そしてタイではこれが一番!というマンゴー。本来はとても甘い「ナムドクマイ」という品種が定番なのですが、昨年より輸出解禁となった「チョークアナン」という新種もおすすめです。締まりのある果肉がたっぷりで、歯応え・甘味ともに抜群!“ハニーマンゴー”の名に相応しいおいしさです。何気なくスーパーで買って食べているマンゴーも、産地と品種に目を向けると、色々な発見がありますよ。

その他、私の好きなタイグルメといえば「ご飯」。タイ語で“カオ”です。中でも「スティッキーライス」という長粒米はモチ米のようにおいしく、手でとって食べてもベタベタくっつきません。さしずめ大豆抜きの赤飯といったところでしょうか。この白飯は、唐揚げを売っている屋台などには必ずセットで並んでいて、手の平サイズのビニール袋に小分けされています。1つ5バーツ、約17 円ですね。袋の中に指を入れて少しずつ食べるのですが、これが後を引くのです。もちろんお土産にも生のスティッキーライスを2kgほど買ってきました。モチ米と同じ要領で蒸して食べるのですが、水のかわりにココナッツミルクで蒸すと、おいしさがさらに増します。よく屋台などでは熟したマンゴースライスが添えられて一皿20バーツ、70円弱で売っています。とてもおいしい!

さて次回は、カンボジアの首都・プノンペンに舞台を移します。実はこちらも川沿いの宿ということで、リバーサイドホテルのお話が続きます。

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弊社社長 菅田耕司のコラム


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