クリスマス・ホリデー
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年末、クリスマス休暇でリハビリも兼ねて米西海岸へ家内と10日間ほど過ごしてきました。LAでは有名店の“PINK'S”で驚くほど高カロリーなホットドッグを、ステーキハウスではNYカットの巨大な2パウンドのトマホークのステーキやポークスペアリブ、そしてファーマーズマーケットでは、これでもか! というほどの具だくさんのクロワッサンサンドを賞味しましたが、2人ではどれも一人前をシェアしようにも、とても完食できたものではありません。
ラスベガスのシーザースパレス内のNOBUホテルでは、ノブさんからのプレゼントで最高レベルのスイートルームに泊まらせていただき、ひと時でもセレブ気分を味わえたことは感謝に堪えません。
そして、マライヤ・キャリーのクリスマスコンサート! 一昨年のセリーヌ・ディオン以来のビッグネームのステージで家内と優雅なひと時を過ごせたこと、もはや“自慢”以外のなにものでもないですね。それにしても素晴らしいショーでした(詳細は私のフェイスブックをごらんください)
リハビリの合間に行ったカジノではスロットマシーンで2人揃って少々負けましたが、非日常の“時”を、この程度の負けで楽しめたと思えば安いものです。帰国してからは一年の“ツキ”の総決算・ジャンボ宝くじの発表です。果たして買い求めた50枚の結果は? ……ああ、なんということでしょう、今年もまた300円しか当たりません。
明けて3日にミッドタウンの正月セールで買い物をして5本のクジで初運試しとなりましたが、昨年のクリスマスセールでの抽選と同じく参加賞しか当たらない、なんともクジ運の悪い私です。下りのエレベーター内で「当たりは本当にあるのかしら?」なんて若いカップルのボヤきを聞かされましたが、今年の私は齢七十の古希を迎えて考えを改めました。
「だから次は良いことがある!」
「そういう事です」
ポジティブに物事を考えることに方針転換をしました。さて、弊紙「日本パン・菓子新聞」の年頭所感にも書きましたが、米国ポートランドでは「WEIRD ― 変わり者であれ」という精神のもとで街が進化を続けています。我ら製パン業界もWEIRDな精神をもって独自の活路を見いだし、新たなる挑
戦へと挑むのも一考かと思われます。そして2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向かって、世界中から日本を訪れる人々に対して発信する手段を構築されることを希望します。そうそう、エシカルコンシューマーリズムもお忘れなく。
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