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コラム 三寒四温

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トリップアウト

木枯らし一号が吹き冬隣となった4日(米国時間3日)、大統領選挙が行われ全米が赤と青の2派に分かれてヒートアップしました。

この州盗り合戦はかつての日本の戦国時代を彷彿とさせ、どこか前時代的な滑稽さもあり理性と欲望の葛藤が如実に現れます。そして第2次世界大戦下の如き一部の独裁主義者や歪んだ愛国主義者による手口かと見てとれるようなフェイクニュースが錯綜し、立冬を迎えた翌週まで結果はもつれにもつれ、全世界がもはや「民主主義」そのものに対する危機感を募らせつつ、結果を見守っています。

現地時間8日時点で「バイデン候補が当選確実」との報道が流れましたが、ドタバタは翌年まで持ち越しそうです。

一方、世界中を覆うコロナ禍の中で、北海道が危機状態をとうとうレベル3まで引き上げました。冬を迎え全国でウイルスの第3波が懸念され、欧州では新たなウイルスに変容してとてつもない多くの罹患者が報告されています。一日も早く有効なワクチンが開発され、東京オリパラが無事に開催される事を祈るばかりです。スポーツは人を熱く、そして感動を与えてくれますから。
 
11月8日、観客数の規制が緩和された大相撲十一月場所が初日を迎えました。私も家内、友人と観戦に両国へ。新しい観戦スタイルに観客も慣れたようで、一番ごとに理性や秩序を保ちつつ熱心に応援しています。そんな思いを受けて力士たちは見応えのある力強い取組で応え、私も胸を熱くして無言の拍手を送ります。特にひいきの立浪部屋力士の明生、豊昇龍、天空海らの取組には名前入りのタオルを胸に掲げて応援しました。

大相撲の後は、国技館からすぐの浅草駒形にて3年前にオープンしたフレンチレストラン「ナベノ- イズム」で家内、友人と4人でディナーを楽しみました。各国のロブションで腕を磨き総料理長まで務めた渡辺雄一郎オーナーシェフは、オープン1年目の16年にいきなりミシュラン1ツ星を獲得、18年そして昨年と連続で2ツ星を守る天才シェフです。窓越しにそびえるイルミネーションに彩られたスカイツリーを眺めながらいただく料理の数々は、当コラムにて以前も紹介していますが筆舌に尽くしがたい美味しさです。世間の喧騒を束の間忘れさせてくれる、(もちろん健全な意味で)トリップ・アウトのひとときとなりました。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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