チャイニーズサラダ
私のお目当ては最近TVCMで知った「マルちゃんZUBAAAN 濃厚背脂醤油」という袋入り即席ラーメン。いかにも食欲をそそるCMに興味を持ち、早く食べたい! と思い立った次第です。
3袋セットで357円はカップ麺と同価格帯ですから少々お高めですが、パッケージの調理例写真を見て期待が高まります。
中華の次はメキシカンということで、オールドエスパソの「TACO the Kit」を発見してお買い上げ。私の大好物のタコスですが取り扱い店舗が限られていて、いつもは輸入食品の品揃えが充実している有栖川公園前のナショナル麻布スーパーでまとめ買いしているのですが、近場で買えることになりました。
キットは辛めなタコソースとシェル、挽き肉と炒めるだけで本格的な味に仕上がるシーズニングのセットで、挽き肉とレタスにトマト、チーズを準備するだけで本場「タコベル」の味が再現できます。
普段の平日は家内が私の朝・昼食を準備して出社、というルーティンですが、今週のランチは好物のセルフランチです。しかし、ただでさえ不自由な右手に加え手術後ギプスでガチガチに固められた左手となれば包丁すら使えません。ラーメンの袋を開けるのも一苦労で、添付のスープはわずかに動く左手親指と人差し指でつまんでハサミを入れ、タイミングを見計らって慎重に鍋へ投入、麺が茹で上がったら小鍋のままゆっくりとテーブルへ。
若い頃なら信じられないようなスローモーな作業の果て、ようやく具なし “素ズバーン” の完成です。箸でたぐるのも今は我慢、フォークで鍋から直接すする韓国スタイルでいただきました。
一口目の感想は、
「おおー!」
袋麺とは思えぬ食感に驚きました。麺はほど良く硬め、スープは背脂濃厚の言葉通りコクがあります。パッケージに記された “お店品質の一杯”、そしてCMの煽り文句にも偽りなしということで大満足です。
日々進化する日本のインスタント麺。以前購入した「ニュータッチ 横浜もやしそば」にも驚かされました。ソースと麺がセットになったパスタ商品も冷食や日持ちする半生麺など選択肢が増えました。手軽にいつでも食せる私達は幸せです。
そんな調子で一目惚れ状態だったズバーンですが、味も手軽さでもさらに上回るラーメンが新発売され、すっかりハマっています。その名も「0秒チキンラーメン」。文字通りそのままかじる専用で、あっさり薄味です。アレンジで使うなら、砕いてサラダにかければ、チャイニーズサラダの完成です。
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