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コラム 三寒四温

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おしゃれヘルシー

最近の食に対する健康志向は老若男女を問わず高まっているようです。特に高齢者向けサプリメントのテレビCMや通販番組はすさまじい勢いで、腰や膝の痛み、目のかすみ、疲労回復や便秘解消などなどチャンネルを変えても流れてきます。

酒類では少量サイズの缶入り焼酎やカクテル、ビールなども多いですね。レギュラー商品から低糖、低カロリーにノンアルコールなど、やはりヘルシー感を前面に押し出す戦略が目立ちます。

実は私、胃ガンにより胃を全摘して以降も好きなお酒をやめる事ができず、ハワイアンスタイルでほどほどに楽しんでいます。クラッシュアイスがたっぷり入ったマグカップにライトビールを注ぐ、よりライトに飲む習慣が身に付きました。

という訳でハワイやグアムへリハビリ渡航する度に大量に買い込むのも恒例行事。バドライトにクアーズ、ミラーライトといったおなじみの銘柄に加えて、日本では販売のないキリンビールのキリンライトなど。いずれも持ちやすい小瓶でスクリューキャップなので栓抜き不要。ラッパ飲みするのがアメリカンスタイルで、ニューヨークやワシントンのバーで飲むなら酸っぱ辛いバッファローチキンウイングが一番のアテだと自負してきましたが、術後はマグカップでチビチビと楽しんでいます。

昨年、グアムのスーパーで面白いライトビールを見つけました。バドワイザー社の『バドライト・ライム』です。

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ライムといえばコロナビールの瓶口にカットしたライムを入れるのが定番スタイルでしたが、こちらはすでにライム果汁入り。ですから賞味期限が短く2ヵ月程しか持ちません。

賞味期限といえば、先週台湾に出張した折には、ラベルに大きく “18Days”、日本語で “生”と、フレッシュかつ期限の短さを訴求するライトビール『18天 台湾生啤酒』が印象的でした。

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ご接待いただいた台湾外交部の張仁久公使に注いでもらい、カンペイ! と小さなグラスで飲んだのですが、これが意外と効きます! なにしろ目を見てカンペイと言われたら、すみやかに飲み干して空のグラスを見せるのが台湾の酒席マナー。もっとも以前訪中した時は、これを度数の高いパイカル酒で続けていましたから、まだかわいいものですね。

このように、ビールひとつとっても面白い製品が次々と発売される業種は活気付きます。パン業界もここらで昇り龍の年に、健康志向かつオシャレな商品を考えてみては? 例えばカロリーを抑えてもおいしいパンは如何ですか。ちなみにライトビールのラベルはどれも素敵ですよ。ぜひ渡米の際はスーパーで探してみてください。

代替食品

昨今の健康志向のトレンドは肉や魚を大豆など植物性の材料等でつくる代替食品が話題です。しかし私としては一度試しても二度目はありません。これは人それぞれ好みの問題ですね。旬の食材を用いた一流の料理人による一品は五感で堪能できます。その時、その場でしか味わえない瞬間を会話とともに楽しむのが「至福の時」ではないでしょうか。

今年もバレンタインデー商戦で、全国の百貨店が開催するフェアで賑わう様子をTVニュースで見ました。番組MCが世論調査の結果を説明していましたが、数年前からバレンタイン需要は有名ショコラティエによる高級志向、味は少しビター系に人気があるそうです(私は少し甘めが好みです)。なお義理でいただいたチョコはどれも大変おいしゅうございました。

今、チョコレートの原料となるカカオの高騰が続いています。気候温暖化による干ばつや他の作物への転作で収穫量が減少、今年の値段は昨年比で約2倍以上とのこと。先日、ゴディバなどの一流ブランドにカカオを卸しているベルコラーデを擁する、ピュラトスジャパンの新製品記者発表会に出席しましたが、ジャン・ピエール ベルナルディノ社長はカカオの価格上昇を示すグラフを私に見せて、深い溜め息をついていました。

冒頭の健康ブームに話を戻しますが、代替食品の潮流は欧米を中心にかなりのスピードで浸透しています。もし、カカオの代替品が現れたら? チョコレート好きの消費者はどう感じるのでしょう。バレンタイン商戦における購入目的といえば、かつては義理チョコでしたが、今は自分へのご褒美チョコが主流。数万円クラスの高級チョコが人気という状況で、本物そっくりにつくられた〝ジェネリック・チョコ〟に対する反応が気になります。一時の話題性はあれども、やはり本物だけが持つ伝統や普遍性には敵わないでしょう。

ピュラトスジャパンの新製品コンセプトは「製品の独自性を高めつつも、過度な価格競争を回避するよう貢献する」という、パティスリーやベーカリーのニーズに応えるものです。

発表会の司会を務めた同社マーケティング部広報担当の佐藤千景さんは、同社新製品を用いた試食品の説明時に「喜びにつながるおいしさ」という同社の理念について触れ、その条件として「代替品の少ない製品(これでなきゃ、と感じさせる)を提供すること」としていました。

今回発表した試作品のレシピは弊紙「日本パン・菓子新聞」に掲載予定です。お楽しみに。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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