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コラム 三寒四温

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ペナンのインドカレー

 昨年のクリスマス前に30年振りとなるマレーシアのペナン島へ家内と小旅行して来ました。全日空のマイレージを利用して羽田発着バンコク経由の便が取れたのもラッキーでしたが、帰路はまるまる2日間、久しぶりのタイマッサージを満喫してもちろんお決まりの「キヤック・シャーク・フィンレストラン」にてフカヒレスープとアワビご飯を堪能してきました。いやあ、「キヤック」はいつ食べてもおいしい!おいしいといえば、ペナンで30年振りに頭をよぎる忘れられないあの味、ジョージタウンのインドカレー!。以前インドのニューデリーでタクシーの運ちゃんに連れて行ってもらった地元のたまり場らしき怪しい5階建ての雑居ビルは1Fから5Fまでが同じカレー屋さんでもちろんエレベーターは無し、各階が満席のため、屋上までたどり着いたら大きな金タライで山盛りのカレーの皿をおばちゃんがせっせと洗っていました。その横にビールケースをイスとテーブルにして、すぐに持ってきた熱々フカフカの〝ナン〟とご飯、そしてマトンのカレー。もちろん食べ方は右手の指をスプーンにしていただくのです。運ちゃんお勧めのマトンカレーは超!辛かったけれど、超おいしかった。しかし以前のペナンのカレー屋にはその味を超える感動があったのです。どこにあったのかなぁ、買い物がしたい家内を説得して探しましたが、とうとう見つからずにホテルに帰り、コンシェルジュに教えてもらった地元民御用達のカレー屋に行って、私たちは驚きました。新たなるカレーショップの発見です。夕方の5時、カレーレストランに入る前の歩道に2坪ほどのガラスで仕切られたテイクアウト専門のコーナーがあります。ガラスの内側には鶏胸肉のまるごと唐揚げがおよそ 10段ほどにびっしり積み上げられて、テーブルの鍋には10数種のカレーが、その前にお客が20人ほど並んで、手際よくまずバナナの葉を敷いてご飯を乗せる、脇に胸肉の唐揚げ、ご飯の上には3種類のカレーがお客の好みでドボドボとMIXして掛けられる。そして包んで、また新聞紙で包んで輪ゴムを掛け出来上がり。1つ150円くらいだというので2度びっくり。
  私たちはその横で鉄板でクレープらしきものを焼いているおじさんの妙技にまたまた驚かされるのであります。店の前で1m四方の鉄板をいっぱいに三角に薄く引いたドウはみるみる間に焼けていきます。ひっくり返したら横に置かれたバターの塊をしっかり持って石鹸で洗濯するように生地全体に塗り、鉄板からはがして丸めて3角錐のチャバタ風パンが出来上がり。と思ったら、上からエバミルクを掛け、1mはある細長い皿に置かれて完成です。このお菓子のようなナンのようなクレープのような、不思議なパンを試食してみました。
  その味は…以下次号に続く。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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