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コラム 三寒四温

弊社の週刊紙「速報・製パン情報」から、好評の三寒四温をご紹介。
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シーフードタワー

 弊社企画、「IBIE2010・視察研修旅行」の一行25名は9月29日無事帰国いたしました。このニューヨークからニューオリンズそして3年に1度開催される世界最大規模の製菓製パンのベーカリーエキスポ会場があるラスベガスの3都市を巡る視察レポートは本紙11月号と12月号の2部構成により詳細に報告させていただきますが、三寒四温では各都市の食文化について語らせていただきます。
  成田よりデルタ航空に乗り込んだ一行は定刻にニューヨークのJFK空港に到着。それより5時間前にメゾンカイザーの木村社長と私は全日空にて先乗りして初日のディナー会場を精力的に探し回り試食をしまくりしました。ニューヨークのマンハッタン、タイムズスクエアのど真ん中の一角にそびえ建つマリオット・マーキューリーホテルに3泊して、ベーカリー見学を始め、食のトレンドを探求、そして最新の食文化に触れるツアーの始まりです。木村社長と一致して決定した初日のディナーはホテルの1ブロック先、すぐそばの「ブルー・フィン」、シーフードレストランです。いかにも〝マンハッタン〟という雰囲気の店内には寿司バーのカウンターもあります。2階へつづく階段ではジャズの生演奏が我々を迎えてくれます。ジャンルはどちらかというと創作日仏料理で、今もニューヨークで絶大なる評価がある「NOBU」を意識した感のある洒落た店内でカジュアルなドレスコードのカップルが数多く見受けられ、日本人25名の団体は少し異様な雰囲気が漂います。マ、人目は気にせずに奥の個室に着席、事前に、我々が入念に吟味したメニューの通りに次々と料理が出てきます。まずは、ポメリーのシャンパンを片手にパパベルの辻団長の発声によりカンパイ。4人ずつ着席した丸テーブルにはパリのシーフードレストランで良くみかける3段重ねのトレイにクラッシュアイスが敷かれてそれぞれの段にフレッシュオイスターや各種フレッシュクラム類やボイルされた海老とタラバ蟹が豪華に盛られて、最上段にはロブスターがデンと、まるで天守閣のシャチホコのように鎮座しております。スープはオマール海老ビスク、ロール寿司はカラフルに裏巻きされた日本の寿司屋では絶対にお目にかかれない意表をついた巻き寿司がどっさりテーブルに華を咲かせております。
  なんとも贅沢なNYの初日のウエルカムディナーはシャンパンの酔いが時差を後押しします。 つづく

弊社社長 菅田耕司のコラム


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