旅立った〝リュウ〟
この欄でたびたび登場していた我が家の愛犬〝リュウ〟が九月十八日永眠した。いつも墓参りには連れて行くのだが、九月十五日の父の十三回忌にはとても連れて行ける状態ではなかった。その日は、癌に侵され余命一ヶ月と宣告されてから一ヶ月経過した日でもあったので、ドキドキしながら帰宅し、自宅の玄関を開けると、座りながらけなげにやっと振れる尻尾を動かし、目を細めて私達を見つめ帰宅を喜んでいたのだが・・・。
〝リュウ〟は父が亡くなる年に生まれ、我が家へもらわれてきた。パンが好きで「おじいちゃんの生まれ変わりだね」などと娘が言っていたのが懐かしい。神田の事務所時代から毎日車で一緒に出社して、社員一人一人のデスクを尻尾を振りながら挨拶し、自分のマットに落ち着くのが日課だった。家内と一緒に銀行に行き、入口前で整然と待つ姿は、朝の目覚ましテレビ「今日のワンコ」で放映された。
9月20日、深大寺の動物霊園にて多くの人に見送られ、花に囲まれて荼毘に付され、父と母の待つ天国へ旅立った。
〝リュウ〟を可愛がってくださった方々に心より感謝いたします。
〝リュウ〟は父が亡くなる年に生まれ、我が家へもらわれてきた。パンが好きで「おじいちゃんの生まれ変わりだね」などと娘が言っていたのが懐かしい。神田の事務所時代から毎日車で一緒に出社して、社員一人一人のデスクを尻尾を振りながら挨拶し、自分のマットに落ち着くのが日課だった。家内と一緒に銀行に行き、入口前で整然と待つ姿は、朝の目覚ましテレビ「今日のワンコ」で放映された。
9月20日、深大寺の動物霊園にて多くの人に見送られ、花に囲まれて荼毘に付され、父と母の待つ天国へ旅立った。
〝リュウ〟を可愛がってくださった方々に心より感謝いたします。