マナーの押し売り
「最近は色々なレストランを紹介する雑誌や本が巷に氾濫しているが、「食事のマナー」を押し売りする本もたくさん出ている。例えば一流の中華レストランでは、料理だけ食べるのは行儀が良いとは言えないそうだ。なぜなら中国のレストランは「酒家」と言われるように、酒を飲みながら食事をする場所だからだ(なるほど)。フレンチレストランでは食前にビールをオーダーすると嫌な客だと思われるらしい? まずはビールではなくシャンパンが正統であるらしい(ホントかな?)。極めつけはカウンターの割烹でうなぎの白焼きをカップルで一つ注文したとき「シッポの方を女性に薦めるのがマナー」というのには驚いた。通に言わせるとシッポの方が美味しいらしく、女性にシッポを薦める客をカウンターの中で見ていた板さんが「何とわかっているお客様だ」というくだりには腹が痛くなるほど笑ってしまった。ちなみに私はハラ身派だ。食事とは楽しくお喋りしながら、店や他の客に不快感を与えないようにいただくのが本当の作法。皿のソースをパンで拭きとって食べたり、器に口をつけてスープを飲んだり、最初から最後までビールだっていいじゃないかと思う。その点サンドウィッチは何も気を使わず手づかみで食べられるから気楽でいい。ただし手はよく洗ってから食べるよう気をつけたい。
梅雨も明けて本格的な夏がやってきた。親しい人達と子供や孫を交え楽しく食事をすれば、夏バテも吹き飛ぶパワーがつきそうだ。
梅雨も明けて本格的な夏がやってきた。親しい人達と子供や孫を交え楽しく食事をすれば、夏バテも吹き飛ぶパワーがつきそうだ。