ドン・カルロ
時間がとれるのは、6日の1時から3時までだ。〝時間をつくれ〟と強引な英文のメールが来たのは6月3日の朝のことだった。ニューヨークに拠点を置くメトロポリタン・オペラが来日公演をするのは半年前から知っていたが、まさかLouisとCaterinaが、ふたりして来日し、しかもオーケストラボックスに入るとは!Louisは私と同じ歳のコントラバチストで、世界中のオーケストラを渡り歩いて、ウィーンでは世界の小澤征爾のタクトに合わせてその迫力に感動を覚えたこともあるそうだ。現在はメトロポリタン・オペラに在籍しているが、来期は契約しないでリタイアするとのこと。Caterinaは美しいバイオリニストで、彼女の弦さばきは妖艶で華麗、私はその演奏を聴いているのか、彼女に見とれているのか、一瞬錯覚してしまいそうなほどだったと記憶している。
Caterinaのご主人はThe American String Quartetというアメリカの音楽界では超有名な弦楽四重奏団を主宰して世界中を演奏旅行している超多忙な方で、美しいCaterinaとは一年のうち、90日程度しか一緒にいられないそうで、その点を尋ねると「いつも新鮮よ!」って、ウインクしてくれました。
何はさておき、6日、神谷町のNOBU TOKYOで寿司ランチを3人で楽しみました。ふたりはNOBU NEW YORKは値段も高いし、予約もなかなかとれないから、今日は本当にラッキー!と、たいへん喜んでチーフシェフの名刺をいただいたので、「ニューヨークで早速〝コネ〟に使うわ」とはしゃいで、再会もあっという間に2時間が過ぎて夕方からのNHKホールの公演へと足早に向かいました。今晩の演目はヴェルディの〝ドン・カルロ〟。チケットはS席で6万3、000円もするのにすべてソールドアウト。ああ残念!観たかった、聴きたかったなぁ。
Caterinaのご主人はThe American String Quartetというアメリカの音楽界では超有名な弦楽四重奏団を主宰して世界中を演奏旅行している超多忙な方で、美しいCaterinaとは一年のうち、90日程度しか一緒にいられないそうで、その点を尋ねると「いつも新鮮よ!」って、ウインクしてくれました。
何はさておき、6日、神谷町のNOBU TOKYOで寿司ランチを3人で楽しみました。ふたりはNOBU NEW YORKは値段も高いし、予約もなかなかとれないから、今日は本当にラッキー!と、たいへん喜んでチーフシェフの名刺をいただいたので、「ニューヨークで早速〝コネ〟に使うわ」とはしゃいで、再会もあっという間に2時間が過ぎて夕方からのNHKホールの公演へと足早に向かいました。今晩の演目はヴェルディの〝ドン・カルロ〟。チケットはS席で6万3、000円もするのにすべてソールドアウト。ああ残念!観たかった、聴きたかったなぁ。