『共教育』のすすめ
あけましておめでとうございます。二〇一三年の元旦は、実に清々しい気持ちで迎えさせていただきました。それというのも昨年の総選挙で自民党が圧勝した事による効果で、経済回復が飛躍的に加速するであろうという安堵感があるからなのかもしれません。報道番組によると米国内での日本車を生産する各社は軒並み生産量を増して、まさに長い不況のトンネルを抜け出した感があると報じていますし、株価も今年最初の取引で1年10カ月ぶりに1万600円を超える高値が付きました。また円安が進み、80円台後半で推移するなど日本経済回復への好材料が目白押しとなる原因を創り出しているのは、やはり安倍新政権の誕生がもたらしたのではないでしょうか。新たに始まったNHK大河ドラマで注目を集めている会津什の掟である「ならぬものはならぬのです」という、過ちを認める会津っ子の潔さは現代の日本国民にも受け継がれているようで安心しましたが、〝失われた3年半〟を取り戻すのは容易な事ではないでしょう。それにしても昔の人は素晴らしい規律を作ったものですね。世界では開拓地にまず教会が建設され、主の教えとその規律を守る事により、治安の安定した町ができます。仏教も然り、まずは人の教育が先んじられなければ発展はない、という事なんですね。
我々の業界も、景気が良くなったと安心していてはいけません。好機であれば尚更、真の人材教育が重要と感じます。ただし通り一遍のマニュアルを教えるだけでは真の人材教育とはいえません。天変地異に戦争や紛争、何が起こるか分からないのが現代です。そんな時こそ、教える者も共に学ぶ、『共教育』が必要なのではないでしょうか。共に学び、共に知れば、また新しいコミュニケーションが生まれます。感動も共に覚える事でしょう。
政治家も経済人もパン屋も新聞屋も、共に喜びを分かち合える二〇一三年となる事を私は信じています。
我々の業界も、景気が良くなったと安心していてはいけません。好機であれば尚更、真の人材教育が重要と感じます。ただし通り一遍のマニュアルを教えるだけでは真の人材教育とはいえません。天変地異に戦争や紛争、何が起こるか分からないのが現代です。そんな時こそ、教える者も共に学ぶ、『共教育』が必要なのではないでしょうか。共に学び、共に知れば、また新しいコミュニケーションが生まれます。感動も共に覚える事でしょう。
政治家も経済人もパン屋も新聞屋も、共に喜びを分かち合える二〇一三年となる事を私は信じています。