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コラム 三寒四温

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アフリカをもっと知ろう

 5年に一度、日本で開催されるアフリカの開発をテーマとする国際会議TICADが6月1日より3日間の日程にて横浜で開催されます。1993年以降、日本政府が主導し国連、国連開発計画(UNDP)および世界銀行等と共同で開催されるものです。今、アフリカは世界から注目されています。
 アフリカ大陸には今後の地球の行く末がかかっているかのような事案が数多くあり、それらに今やっと気づいた世界各国が同じ船に乗って語りはじめ、舵を切ろうとしています。
 広大な大陸に眠る未開拓の多量の資源。その上では紛争と貧困にあえいでいる多くの飢えた子供達が必死で生きようとしています。彼らの自立を支えるのは世界中のボランティアの方々です。現地に赴いて井戸を掘るのも、一枚の毛布を寄贈するのも、そして未使用のハガキを一枚寄付するのも同じ活動に違いはありません。今、何が我々にできるのかを考える。ひとつの選択肢がTICADなのかもしれません。
 TICADに先立って駐日アフリカ大使夫人の会(AWAAJ)主催のチャリティ・ディナー・ダンスパーティーが4月19日に、目白のホテル椿山荘東京で大使と大使館関係者の280名のゲストを招いて開催されました。オープニングでは、カラフルな民族衣装をまとった各国の大使夫人が太鼓のリズムにのせて、揃ってアフリカンダンスを披露すると着席のテーブルからわれんばかりのスタンディングオーベーションが沸き起こり、華やかなチャリティ・ディナーがスタートしました。収益金は東日本大震災で被害に遭われた岩手県の被災地のNPO法人「母と子の架け橋」とアフリカの恵まれない子供達を救う団体へ寄付されました。アフリカの人達は、私の知っている限り数多くボランティアの救いの手で、日本の被災者の方々に続けて差し伸べてくれています。
 それぞれの国の違いはあっても、状況はどうあれ困難があれば互いに助け合うという精神は、誰もが持っている″人〟としての証ではないでしょうか。「祈ることも素晴らしいボランティア活動です」と7年ほど前に訪れたケニアの奥地の教会で、牧師から教えられた記憶はまだ耳に新しく残っています。
 いつ祈るの?今でしょ!

弊社社長 菅田耕司のコラム


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