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コラム 三寒四温

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感謝

おかげさまで3月23日に退院いたしました。

2月8日に入院して以来、実に45日ぶりの我が家には、残念なことに愛犬リュリュのお出迎えはありません。

私が2度目の手術でICU(集中治療室)に10日間ほど隔離された後、リュリュも糖尿病と腎不全、膵炎を併発してICUで治療を受けていたのですが、家に連れ帰った3日後に家内の腕の中で静かに息を引き取ったのです。

「しばらくは遺骨は家に置いて供養しましょう」

家内はリュリュがいつも寝ていた場所に祭壇を作り、多くのリュリュファンから送られてきた生花の真ん中に、リュリュの雄姿溢れる遺影が飾られました。たくさんの人が手を合わせに訪ねてくれました。

リュリュはペットを越えた“なにか”を持っていたのでしょうか。私の入院時よりも生花が多いんですよ。

私の入院初日には、駐日モロッコ大使ご夫妻が、翌日の手術前日にはメゾンカイザーの木村周一郎社長とフランスからエリック・カイザー氏が見舞いに来てくれました。その後も第一屋製パンの細貝理栄会長をはじめ70名を超える見舞客に、家内はテンテコ舞いで応対してくれていたこと、なおかつ献身的に看病してくれたことに“感謝”以外の言葉が見当たりません。

そしてなにより、いつも祈っていてくださった池の上キリスト教会の兄弟姉妹の皆様、本当にありがとうございました。

久し振りにPCを開いてメールをチェックすれば、たくさんのエールと励ましのお言葉をいただいていましたこと、感謝感謝でございます。

退院を前にして感じたことがあります。
それは生かされた私には、やり残したこと、やり遂げなければならない“なにか”があるはずなのだ……という、今までには見えなかったヒラメキ。

「暗闇の中に見えたひとすじの灯りの先には明るい未来が見える」

そんな思いは果たして自分を変える事になるのか、はたまた以前にも増してハチャメチャな人生を過ごすのか。

2017年は、会社創業70周年を迎えます。関係者諸氏のご多幸と共に、良き記念会が開けるように努力してゆきます。今一度、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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