年頭所感
明けましておめでとうございます。
激動の2016年をなんとか乗り切って新年を迎えられました事は感謝に尽きません。2017年の干支は「酉」。年明け一番に鳴くため、縁起が良い。そして駄洒落ではありますが、
すべての福を“トリ込む”
という事で、験担ぎ商売につながるなどと言われることも。さらに干支の順番では「戌」(犬)と「申」(猿)の間ということで、“犬猿の仲をトリもつ”と昔から言われていますね。揉め事の少ない、縁起の良い年となってもらいたいものです。
弊社は本年、創業70周年となる節目の年です。そして創業者である父が「酉年」生まれというのも偶然ではなく、天国からの父のメッセージが何か込められているのかもしれません。
2016年は世界で様々な出来事がありました。その中でもイギリスのEU離脱決定から連鎖した各国首脳の交代は「国民ファースト!」と声高々に叫ぶニューリーダー達の仮面劇場なのか、はたまた革命前夜なのか? 円安から円高へ、そして円安へ、また思いもよらぬ株高と、毎日のように勃発する波乱ぶくみの状況をコメンテーターの偏った発言がさらに煽り立てる、そんな報道番組に一喜一憂してしまうのも、あまりにも存在感の薄れた我が日本の実情を表しているのでしょう。
何はともあれ、政治・経済のリスク要因からは相変わらず不透明感が払拭されそうにありませんが、2017年も製パン製菓および関連企業においては引き続き底堅い成長を続けるものと確信しております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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