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コラム 三寒四温

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パン産業の明日に向かって

タイ王国は悠久の歴史を経て現在があります。


温暖な気候、そして“微笑みの国”といわれるほどに人情味あふれる人々。そんな魅力の一方で、我が日本には無いものが多いと感じるのも事実です。

例えば甘味と辛味と酸味が混在するトム・ヤン・クンを味わえば、その違いを実感できるでしょう。人も食も文化も社会も、日本とは対極とも思える関係性にも拘らず、一度タイを訪れたら、誰もがその魅力の虜になってしまいます。日本との相違点こそが我々を惹きつけていることは、本年2017年で日・タイ修好130周年という長い歴史が物語っています。

弊社は本年、創業70周年を迎えるにあたり、「パン産業の明日に向かって」をコンセプトに記念事業を企画しました。その第一弾としてタイ王国の巨大企業「サハグループ」により、1982年バンコクに創設されたプレジデントベーカリー、ブランド名ファームハウスを訪問するツアーを企画しました。

プレジデントベーカリーは国際標準のタイ国内産ベーカリー製品の製造・流通を行い、2015年には売上高が73億5千万バーツ(1バーツ=3.3円/2016年10月現在)と、2008年比で約2倍の成長を遂げている超優良企業です。現在、ラカバン工業団地に4工場、バンチャンには新工場を含めて2工場の設備を誇り、ホールセール89%、リテイル2.3%、ファストフード・ケータリング7.3%、輸出部門0.08%の構成比で幅広い生産を行っています。

今回は、食パン製造ラインを増設した新工場が2017年2月より本格稼働を開始したことから、同社最高責任者のアピチャー・タマノマイ社長に新工場の見学を申し入れたところ、弊社企画の訪問見学を快く受け入れていただきました、

東南アジア諸国において衛生面、設備等でレベルが高く成功している製パン企業の全貌を視察し、アピチャー社長のサクセスストーリーと今後の事業展開、世界における製パン企業の在り方等をテーマとして、見学当日に講演もしていただきます。このツアーは必ずや日本のパン産業の明日に向かって、役立つ新たな方向性や切り口を見せてくれることでしょう。

羽田発着の全日空便で7月6~9日のスケジュールが決定しました。詳細は改めて後日発表します。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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