「半分、タコい。」その2 ~ iba2018視察旅行記 ~
iba 2018の視察を終え、アイイング宿泊最終日となる3日目のディナーは参加者全員で視察報告会を兼ねた真面目なスタートでした。が、なにせアイイングはかなりクオリティーの高い地ビールの産地でして、皆さんのピッチが早い事! もちろんホテルのディナーもローカルスタイルのドイツ料理で、どの皿も絶品。当然ビールもどんどん進みます。実は今回の参加者16名、揃ってお酒がイケる方々で、ウイスキーや地元バイエルンのスパークリング、赤、白と次々にワインボトルを空けてしまいます。
そんな中で会話はいつの間にかフレンドトークに。会社や年齢、性別関係なく “無礼講” スタイルの宴会となりました。研修団の団長を引き受けていただいた昭和産業の金子常務は、絶妙のタイミングで的を射た完成度120%のジョークを連発して皆を笑わせディナーは大盛り上がり。その団長を的確にツッコミ続ける横浜ポンパドウルの森岡さんもまさに宴会部長といった趣で、一同腹を抱えて大笑いです。彼は一見中国人かと見間違う風貌ゆえ、私は “ミスター你好(ニイハオ)” とニックネームを付けました。さすがは三藤社長の秘蔵っ子、ひと味も二味も違います。特に私の向かいに座った山崎製パンの西尾さんは笑い過ぎて周囲が心配するほどの過呼吸に苦しみつつ、手を叩きながら大爆笑。
そんな盛り上がりの中、ミスター你好による掛け声が。
ここで皆さんにご紹介します!
オクトーバーフェストの “アイイングレディ” が、
皆様のジョッキにビールを注ぎます。
それではどうぞ!
威勢のよい一声とともに開け放たれたドアからは、キュートな民族衣装を身にまとった理研香料ホールディングスの戸辺女史が登場。
「ハッピーオクトーバーフェストー!」
と皆の手拍子に合わせて踊りながら次々とジョッキを満たして回り、もちろん全員大受けです。「西尾さん、大丈夫かなー」。幸か不幸か笑いのツボにはまりっぱなしのようで、眼の前でひっくり返りそうになりながら笑い転げています。実はこの衣装、日清製粉グループ本社の濱田さんのアイデアで彼が購入してきたもの。彼女のパフォーマンスで皆のスイッチが完全に切り替わったのは申し上げるまでもありませんね。
笑いが一段落したところで、再び私が思いつきました。彼女のニックネームは “オクトちゃん”。当然ながらオクトーバーフェストにちなんだ命名ですが、ミスター你好は鋭く「それって、“半分、タコい” じゃん!」。オクトーバーとオクトパス、さらにはNHKの朝ドラ「半分、青い。」までかけた三重丸の掛け合いに、またまた全員大爆笑であります。
ディナーが終わっても各部屋に1人2本ずつ置いてあるアイイングビール持参でミスター你好の部屋に再集合、深夜まで笑い声の絶えないドイツでの最終夜となった次第です。ますます団結を強めた一行は翌日、南イタリアへと向かったのであります。この研修団を一番支えてくれた田中食品興業所専務の柴田副団長には感謝ゞでございます。
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