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コラム 三寒四温

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太古のウイルス

国が発出した2回目の緊急事態宣言を受けて、国民の多くは新しい生活様式を徹底して守り、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐべく不自由な日常を過ごしています。しかし一年以上にわたるコロナとの戦いに些か疲れ果て、「自分は大丈夫」と羽目を外して繁華街に繰り出す人も増えています。公共交通機関やデパート、オフィスビルのエレベーターなど不特定多数が行き交う場所でこそ守られるべき3密やソーシャルディスタンスも形骸化しています。宣言下で感染者の下げ止まりが続く中ですが、今月21日には解除となり、街に活気が戻る一方で感染拡大が懸念されます。

地球が誕生してから何十億年もの長い時をかけて、多種多様な生物が誕生と死滅を繰り返して現在の環境が成立しました。しかし人間が生活や経済を優先して限りある資源を利用し続け、すさまじいスピードで環境破壊を重ねています。その結果はご存知の通り、便利さを追い求めた代償として膨大なプラスチックごみが世界中の海と河に漂っています。それは海洋生物の体内に蓄積され、食物連鎖で人間にも悪影響を与えています。

BS-NHKの海外ドキュメント番組で、雪氷圏の氷河が大きく海面へ崩れ落ちるショッキングな映像が流れました。識者解説として添えられた和訳テロップには

「これは地球温暖化による人的被害です。犠牲者が各地で毎年報告されていますが、問題はそれだけではありません。永久凍土の中に眠っていた太古のウイルスが目を覚まして復活し、今までに人類が経験した事のない恐怖が襲ってくる可能性があるかもしれません」

とありました。これはミステリー小説の中の話ではありません。気候変動の問題は最優先で解決策を模索する努力が必要でしょう。前述の “多種多様な生物” にはウイルスも含まれるのです。数々の生命体を媒介して変異を繰り返し、人類の歴史など取るに足らない長い時間を生き抜いてきた、ある意味とても強固な存在です。

新型コロナウイルスが収束しても、しばらくはマスク必須の生活が続くでしょう。変異種の発見とワクチンの開発・接種というせめぎ合いも然りです。全世界の人々が知恵を絞り、我らの母なる大地を元に戻す取り組みが必要ではないでしょうか。

さしあたっての行動として地球温暖化対策の国際協定「パリ協定」の遵守であると識者は結んでいました。問題は山積していますが、一人ひとりが為すべき事を為し、守るべき事を守り尊厳をもって生活しましょう。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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