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コラム 三寒四温

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播州室津の牡蠣

 〝フレッシュ・オイスター〟奥が深いですね。産地で形も味も、これ程に違うものかと驚かされます。
  先月に訪れたニューヨークやニューオリンズでも私の好物のリブアイ・ステーキとフレッシュ・オイスターを存分に味わってきましたが、帰国してからも最近では、毎週取り付かれたかのようにリブアイとオイスターを食べ歩いています。赤坂の裏路地に白いネオンのオイスターバーで見つけた〝アイリッシュ・プレミアム〟、これはバランスよく、ふくよかな甘味が口の中に広がります。オーストラリアの〝コフィン・ベイ〟はグリコーゲンたっぷりの、そして後味に甘味をスーと感じさせる優れもの。店自慢の〝サングリア〟が合いますね。他に、あの有名な北海道は厚岸の牡蠣や、松島、広島、五島列島などおいしい牡蠣の産地は日本にもたくさんありますが、なんといっても私のおすすめは兵庫県たつの市御津町室津の「播州室津の牡蠣」でございます。なにしろ、プリップリでクリーミー、貝柱の甘味は特に強烈でいつまでもそのおいしさが口の中に残ります。シャンパンでもサングリアでも何でも合いますが、できればこの「播州室津の牡蠣」と運よくお目にかかれば奮発して高級なシャンパンで豪華にいただくことをおすすめします。(室津の牡蠣は11月下旬頃から市場に出回る予定だそうです。)
  牡蠣といえば、30年程前に想いは返ります。私の娘と2人で食べた帝国ホテルの「オイスター・―ロックフェラー風―」。いわゆる、牡蠣のオーブン焼きなんですが、食した2人はビックリしましたね。あまりのおいしさに。娘は当時、小学生だったのですが、「もう一度、家でも食べよう」とホテルの帰りに、青山の紀ノ国屋へ寄って、これはという食材を買い込んで2人して作ったものです。これが1回で見事に再現できたのだからたまりません。それからというものは2人して料理に目覚めてしまい、今日に至っております。特に娘の作るチーズたっぷりのクッキーや手作りサワーブレッドなどは、親ばかですが〝絶品〟です。孫娘は「毎日なのであきたー」と言っていますが。
  あぁ、思い出したら止まりません。小学生当時の娘と作ったスッポン料理を次号に紹介します。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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